当研究所の専門分野

 

試験研究・開発事業

 当研究所では、飯塚市を拠点として、ファジィシステム(ソフトコンピューティング技術、微細加工技術および生命体工学)に関する試験研究開発、国際交流、技術者研修、情報収集と提供、技術相談・指導などの事業を行っています。 研究開発に関しては、現在までに、ファジィ理論とニューロ技術を融合させた「ファジィニューロンチップ」やカオス現象を初めてICで実現した「カオスチップ」などの研究実績をあげています。また、ソフトウェアレベルの研究にとどまらず、基板やICのハードウェアレベルの研究も重視しています。 最新の研究成果は、学会等で発表しています。常設の展示室を設けている他、技術フェア等にも出展し、広く公表しています。

研究成果のご紹介は、こちら
一般財団法人ファジィシステム研究所のスタッフが発表した論文・講演のリスト(一部)

国際交流事業

 当研究所では、1990年から2000年まで、福岡県飯塚市において、6回の国際会議を主催してきました。一連の国際会議は、”IIZUKA Conference”の名称で親しまれ、参加者数は計2,500名以上にのぼります。また、「脳情報に関する国際会議(BrainIT2006)」等、他団体や大学が主催する国際会議についても、共催団体として支援しています。
 
 この他、ファジィシステムに関連する分野の多くの国際会議について、後援や協賛を行っています。
今年度の国際会議の情報はこちら

技術者研修事業

 セミナーの開催、関係学会の年次大会等の共催・後援を行っています。特に、当研究所の簡易集積回路製造装置を用いたIC試作体験実習が好評です。 このIC試作体験実習は2001年度グッドデザイン賞(新領域デザイン部門)を受賞しました。

 今年度の年次大会等の情報はこちら

情報収集・提供事業

 当研究所では、ファジィシステムに関連する技術情報を、ホームページや研究報告書等により提供しています。  

FLSIジャーナル

IIZUKA conferenceのProceedings


IIZUKA conferenceのEdited Books

 電子メールでの情報提供(メールマガジンの配信)も行っています(無料)。配信をご希望の方は、こちらよりお申し込み下さい。また、可能な限り個別のお問い合せにも対応していますので、ファジィシステムに関する技術情報をお探しの方は、こちらにお問い合せください。

技術相談・技術指導事業

 ファジィシステム分野における技術相談や技術指導を行っています。ハードウェアについては、当研究所が「ファジィ・ニューロンチップ」や「カオスチップ」等の開発で培ったソフトコンピューティングの微細加工技術を活かして、北九州学術研究都市の共同研究開発センター(外部リンク)において,IC・MEMSの技術相談・指導を行っています。

ファジィシステムに関する技術相談は、こちらへ。